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2022.12.08
利用者さんの成長に伴走できる喜び 〜浦安市基幹相談支援センター〜
長年、関わりのある知的障がいのある利用者さんの話です。
定期的なかかわりを始めた当初は、自分の思っていることを言葉でうまく表現することができず、私がノートにいくつかの顔の表情マークを描いて、その中から自分の気持ちに当てはまるものを選んでもらっていました。
嫌なことがあると険しい表情で黙ってしまったり、布団に入って寝たふりをして、やり取りができないこともしばしばありました。
そういえば、最近は、久しく顔の表情マークを描いていません。
楽しかった出来事や、自分なりの思いを話してくれて、嫌なことがあったり、自分の思った通りにいかないときは、いろいろ頭の中で考えている様子。
しばらく待っていると、気持ちと折り合いのつく自分なりの解決策を出してくれます。
一緒に年を重ねてきた利用者さんですが、何歳になっても人は成長するものだと実感させられます。
同じ人として、見習わなくてはと思う瞬間です。
相談員