事務仕事の合間に時々、障害児通所支援事業所ふありの子どもたちと接することがあります。

「こんにちは」の声掛けに、照れくさいのか返事がないこともしばしばですが、

中には私の名前を呼んで返してくれる子もいます。

子どもたちは、いきなり「好きな国はどこ？」とか「雨と雪どっちが良い？」とか聞いてくるので、

こちらもしばし童心に帰り楽しくなります。

そんな中、興味を引くのは、皆それぞれ誰にも負けない専門分野を持っていることです。

ゲームの話に留まらず、国の名前、星の名前、恐竜、乗り物などなど、まるで博士のような語り口に脱帽です。

電車の車内アナウンスを真似する子をよそで見かけたことはありますが、

ふありで耳にしたのは日本語の後に続く英語の案内、これには本当に驚きました。

この先大人になるまでには、みんなたくさんのことを経験し、どんどん見聞を拡げて行くことでしょう。

ともすれば今とは全然違うものに興味が移るかもしれません。

でもその時はその時、多くを学ぶ中で本当に好きなものを一つ見つけ出してくれたら嬉しいな。

ここから巣立って行くみんなの未来、陰ながら応援してます。

※写真は、利用者さんから頂いた手作りのつり革（紙製）です。

事務スタッフ　M